◆ 元の意味(古代)
日が天に昇り進むこと、進む。
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KANJI ETYMOLOGY
shin
画数
10画
成り立ち
会意
部首
日
分類
人名用漢字
「晋」は日部に属する会意文字で、「臸(しん)」と「日」から成り、矢が次々に的に至るように、日が天に昇り進むさまを表す。古代中国の王朝名にも用いられた字である。
ORIGIN
『説文解字』に「進むなり。日出でて万物進む。日に従ひ臸に従ふ」とあり、日が昇るとともに万物が伸び進むさまを表す字とする。臸は「至」を二つ重ねた形で、矢が至り着くことを意味し、それに日を加えて、光が次第に天に至り進む様子を象る。白川静『字統』は、晋は本来「進」と通じ、進行・上昇を表す語であり、これが古代の周代の諸侯国「晋」の国名にも当てられたとする。藤堂明保『漢字源』では同系語に「進」「賑」を挙げ、いずれも勢いよく伸びる意を共有するとする。三国時代の魏の後を継いだ晋王朝(265-420)でも国号として用いられ、歴史的にも縁起の良い字とされてきた。
構成要素
臸(至が二つ・到達)+日(太陽)
STROKE ORDER
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MEANINGS
日が天に昇り進むこと、進む。
すすむ、向上する、古代の国名・王朝名。
進歩、向上、未来へ着実に歩む人生を願う。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。