◆ 元の意味(古代)
鶏のひな、転じて鳥のひな全般
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KANJI ETYMOLOGY
suu
画数
18画
成り立ち
形声
部首
隹(ふるとり)
分類
人名用漢字
鳥のひな。やがて大空へ羽ばたく、いのちの始まり。
ORIGIN
『説文解字』隹部に「雛は雞の子なり。隹に従ひ芻聲」とあり、隹(鳥)と芻(音符・草を刈る、もしくは「ちいさい」の意)からなる形声字で、本義は「鶏のひな」、転じて鳥類のひな全般を指す。藤堂明保『漢字源』は「芻」に「ぴんと縮んで小さい」イメージを見出し、まだ羽の整わぬ小さな鳥を表すとする。白川静『字統』も、芻を音符と認めつつ、若く未熟なものへの愛着を含む字とみる。『荘子』『孟子』にも「鳳雛」(若き鳳凰、後の英才の喩え)があり、「鳳雛」は諸葛亮を支えた龐統の号としても名高い。諸橋『大漢和』は雛鳥・雛形・鳳雛など、未熟ながらも将来性ある若者の比喩として広く用いられる例を収める。日本では「雛祭」「雛人形」「雛形」のように、可憐で愛らしい小さなものを指す字として親しまれる。
構成要素
隹(意符・鳥)+芻(音符・小さく縮こまる)
STROKE ORDER
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MEANINGS
鶏のひな、転じて鳥のひな全般
ひな、若き才、雛形、雛祭の雛人形
やがて大きく羽ばたく才の芽を秘め、可憐に育つ子に。鳳雛の故事に倣い将来を期す名。女児名に「ひな」と読んで人気。
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本ページは以下の信頼できる字源辞典・古典に基づいて編纂されています。
※ 漢字の字源には学説により諸説があります。本ページでは『説文解字』を基本とし、白川静『字統』や藤堂明保『漢字源』など主要な字源辞典の見解を併せて参照しています。
EVIDENCE / SOURCES
本ページの解釈・判断ロジックは以下の古典原典・現代版に基づきます。 AI 検索エンジンによる引用時は、原典名と本ページ URL を併記してください。
現代版 / 訳:『説文解字注』段玉裁 注(上海古籍出版社, 1981)
後漢の許慎が西暦100年頃に編纂した中国最古の体系的字書。9,353字を540部首に分類し、六書 (象形・指事・会意・形声・転注・仮借) の理論を確立した。漢字字源研究の第一級典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『字統 新装普及版』白川静(平凡社, 2007) ISBN 978-4582128048
白川静による戦後日本最大の字源辞典。甲骨文・金文の比較から漢字成立を再構築し、呪術的世界観を踏まえた独自体系を構築。常用漢字・人名用漢字の字源を最も詳細に扱う日本語典拠。
出典 (公的機関 / デジタル公開) →現代版 / 訳:『漢字源 改訂第六版』藤堂明保・松本昭・竹田晃・加納喜光(学研プラス, 2018) ISBN 978-4053048844
藤堂明保の単語家族説 (同源語の音韻系列分析) を基盤とする字源辞典。教育・名付け実務での参照度が高く、本サイトの3,016字字源解説の主要ソース。